【あずさ監査法人の経理】type(タイプ)転職エージェントを利用した転職活動【評判や口コミは本当?】

5月 6, 2020

type転職エージェントを利用した転職活動の記録です。

type転職エージェントの評判については多くの比較サイトで

  • (メリット)非公開求人に魅力的な案件が多い
  • (メリット)サポートが丁寧
  • (デメリット)案件に偏りがある
  • (デメリット)専門性に欠ける

などの口コミが寄せられています。

しかし、そもそも比較サイトやおすすめ紹介サイトは、広告収入目的のサイト運営者が自分のサイトの信憑性を高めるために口コミを捏造していることが多々あります。

そこでtype転職エージェントに対する巷の評判・口コミが本当に正しいのかをどうかを検証する意味も含めて、type転職エージェントを利用した転職活動の記録を綴っていきたいと思います。

今回は「あずさ監査法人の経理」です。

結果としては書類選考は突破したものの一次面接で撃沈してしまいました。
なので一次面接までの内容しか紹介できませんが、非常に大手ですので安定性も高く、また会計のプロ集団だけあって管理部門であっても経理・財務としてのキャリアアップを図る上でも非常に恵まれた環境ですので、興味のある方には少しでも参考になればと思います。

あずさ監査法人の経理

あずさ監査法人とは

まずあずさ監査法人とはどんな組織なのかを紹介します。

ご存知の方も多いかと思いますがあずさ監査法人はEY新日本、トーマツ、PwCあらたと並んで“4大監査法人”に位置付けられる大手監査法人の一つです。

この4大監査法人はそれぞれKPMG、アーンスト・アンド・ヤング、デロイト・トーマツ、プライスウォーターハウスクーパースといった外資系大手プロフェッショナルサービスファームと提携しており、あずさ監査法人はKPMGのグループメンバーとして3000人を超える公認会計士を抱え、日本国内で様々な分野の監査業務や保証業務、さらにはアドバイザリー業務などに取り組んでいます。

あずさ監査法人の経理

という訳で、あずさ監査法人という組織を一言で言えば「経理・会計のプロ集団」です。

そんな日本屈指の会計事務所の「経理」への応募なわけですが、あくまで応募したのは管理部門の経理職です。いわゆる“バックオフィス”です。

3000人以上の公認会計士が所属しているといっても彼らが自社の経理・会計業務を担当している訳ではありません。公認会計士の資格を持つ人の多くはプレイヤーとして監査業務やアドバイザリー業務に従事しており、管理部門は管理部門で機能しています。

そのためいくら経理や会計のプロ集団の経理といっても、募集要件などは一般的な企業の経理と大差ありません。経理の実務経験が3年ある人なら高度な資格がなくても応募要件をクリアできるはずです。私も簿記3級と普通自動車免許しか持っていませんが書類選考を通過することができました。

もちろん募集ポストや時期によって内容は変わりますので、必ずしも今後出されるあずさ監査法人の経理の求人がここに記載されている通りとは限りませんが、応募要件のハードルはさほど高くないと思って良いでしょう。

しかし応募の敷居があまり高くないからといって採用条件まで低いわけではありません。
やはり大手だけあってバックオフィスとしてはかなりの好条件です。あまり詳しくは載せられませんが給与レンジの最低ラインですら450万円以上です。

労働条件や福利厚生も公務員に近い水準で充実しており、また“監査法人”ということで株式会社のような景気の煽りも受けにくいため、それこそ東証一部上場企業よりも「安定性」ということに関しては優れていると言えるでしょう。

面接官の印象、面接で聞かれたこと

一次面接の面接官は経理部のシニアマネージャーとマネージャーの2名でした。

この2名のうちシニアマネージャーの方は公認会計士の資格を持ち、マネージャーの方は会計士の資格は持っていないということで、入社するにも管理職になるにも公認会計士の資格は不要ということでした。

面接の雰囲気はフランクです。面接官も和やかな雰囲気で話せるように雰囲気を作ってくれます。

ただし面接そのものはもちろんしっかりしており、主だった質問の回答には「なぜそうしたのですか?」「その時どんなことを考えましたか?」など1〜3回くらいは深掘りされますので、“雰囲気はフランクだけど面接は基本に忠実のかっちり目”という印象です。

面接での質問内容は基本的にオーソドックスですが、これまでの自分の仕事については少し細かく聞かれます。

  • 職務経歴と自己PR
  • 転職理由、志望動機
  • 今の仕事の内容を具体的に
  • 今の仕事の年間フローを自分の言葉で説明
  • 3年後、5年後の自分のビジョン

以上が主に聞かれたことです。これらの質問に答え、その回答からさらに話を広げるというスタイルです。
特に仕事内容に関しては「特に大変だった業務は?」「その業務ではどんな工夫をした?」などトリッキーな質問はありませんが深掘りはされます。

特に見られていると感じたのは「その時々の状況においてどんなことを考え、判断し、どんな行動に繋げられるか」「自分の考えやこれまでの取り組みなどの言語化能力」「話していることに矛盾が無いか」といった点です。
仕事に関する追求は経理能力というより“物事を論理的に順序よく整理し、処理することができるか”や“それを他人にきちんと理解できるように説明できるか”を見られていると感じました。

面接で失敗したこと

エージェントから見送り理由を聞いたところ、「転職動機、志望動機、数年後のキャリアパスが紐づかず、何を重要視して何を目指しているかが見えなかったため」という理由でした。

「経理としてキャリアアップしたいから」を転職理由の軸にして臨んだものの、このような印象になってしまったのには明確な理由があります。

転職理由や志望動機では「経理としてのキャリアアップをしたい」ということを軸に話を構成していました。

他方、キャリアビジョンに関する質問では、もちろん経理としてのキャリアアップにも触れつつも「ゆくゆくは管理職にもなってマネジメント業務も経験したい」ということも話しました。

しかしその後質疑応答で管理職登用の条件などを聞いたところ、あずさ監査法人の経理部では「経理専門職」「総合職」の2ルートを選ぶことができるそうで、経理専門職はその名の通り経理に専門的に取り組むというものであり、総合職は管理職登用を目指し色んな部署の管理職経験を積んでいくというものでした。

管理職も目指したいという話をした後だったこともあり、「総合職」に興味があるという前提で話が進んでしまいましたが、その際、面接官には“経理専門職より総合職を目指したいんだ”と印象付けてしまったと思われます。

すなわち、経理としてのキャリアアップを目指しているのであれば食いつくべきキャリアは「経理専門職」のはずなのに、管理職登用に食いついているような印象を与えてしまったことが“転職動機、志望動機、数年後のキャリアパスが紐づかず、何を重要視して何を目指しているかが見えなかった”という印象に繋がってしまったのだと思われます。

「転職理由」「志望動機」「キャリアビジョン」をしっかり紐付けるのは面接の基本中の基本ですが、そこに小さなほころびが生じ、それが大きくなってしまったのが敗因です。

感想

“サポートが丁寧”という評判ですが、あずさ監査法人の選考においてはその通りでした。
はっきり言って書類選考を突破した時点からかなり手厚くサポートしてもらえます。

年収も良いので営業成績的にも力が入るでしょうし、超大手ということもあり採用に導ければエージェントとしてハクがつくということもあるかもしれません。それだけエージェントから見ても優良物件なのだと言えるでしょう。
ですので“非公開求人に魅力的な案件が多い”という評判も頷けます。

また、経理経験の経験さえあれば比較的間口も広いので、“職種軸(経理)で転職活動をしている(あるいはしたい)”という人であれば、もしあずさ監査法人の経理職の求人に出会ったらそのネームバリューに怯まずぜひ挑戦してみることをお勧めします。

また、あずさ監査法人の経理は入社後「経理のエキスパートを目指すか」それとも「管理職登用を目指し色んな部署を経験するか」の二択を選ぶことになります。

そのような選択が迫られることを踏まえつつ、転職理由や志望動機を構成すると良いと思います。