【実際に選考を通過した志望動機を掲載】大学事務職員への転職Part③(志望動機の書き方[例文あり])

10月 1, 2020

Part3に突入し、いよいよ大学職員選考試験の攻略法について解説していきます。

ここでは志望動機の書き方についてです。
大学職員という仕事にこだわりがあるわけではなく、安定性や待遇などに惹かれて大学職員を志望する人はたいてい志望動機で苦戦します。

そんな人のためにこのページでは志望動機の書き方のコツや志望動機を書く上で押さえておかなければいけない情報とその収集方法まで解説していきます。そのためこのページを読んでいただければ、大学職員に関する予備知識が全く無い人でも大学職員を志望する動機をうまく構成することができるようになるはずです。

最後に例文として実際に書類選考を突破した志望動機も掲載しています。
参考になると思いますのでぜひご覧ください。

あわせて必読【Part③の補足】大学事務職員への転職Part⑥(転職情報サイトに潜む罠)
本記事の補足に当たります。志望動機を考える際、他サイトも見るかもしれませんがその際の注意点をまとめました。必ず読んで欲しいです。
【実際に選考を通過した志望動機を掲載】大学事務職員への転職Part④【5私立大学分を掲載】
こちらには選考を通過した5大学分の志望動機を掲載しています。本ページと合わせて読んでいただければより参考になると思いますのでぜひ。
【実は、互角】大学職員を目指す人は「独立行政法人」もおすすめ
待遇面は大学職員とほぼ同じなのに中々認知されない「独立行政法人職員」。ここではそんな独立行政法人の魅力を徹底解説します。

志望動機の書き方

大学職員になりたいと思う人の中で、明確な理由があって大学職員を目指している人であればその理由を伝えれば良いだけですが、安定性や待遇などに魅力を感じて大学職員を目指している人は志望動機を一から作り上げなければいけません。

大学職員への志望動機を構想する上で大事なのは「なぜ大学職員なのか」と「なぜこの大学なのか」を二つに区切って考えることです。志望動機としては「なぜこの大学なのか」だけでも良いのですが、とりわけ別業界から転職する場合は「そもそもなぜ大学職員になりたいのか」ということをかなりの確率で聞かれるはずです。そのためここでは対策という意味でも、それぞれ分けて解説していきたいと思います。

なぜ大学職員なのか

もしこの質問をされたらどう答えるでしょうか。
おそらくどう答えるにしても、大学職員の役割というものを理解していないと的を得た回答にはならないはずです。

そこでまずは大学職員の役割について解説していきます。

大学職員の役割

大学職員の役割は、わかりやすくイメージすると事業会社でいうところの経理や人事、総務といった「管理部門」です。

会社ごとに管理部門の役割も様々ですが、基本的に経理や人事といった管理部門がどれだけ頑張ったとしてもその頑張りが直接的に売り上げの増加や品質の向上に繋がるわけではありません。
しかしもちろん管理部門の仕事は会社運営に不可欠です。もし管理部門が存在しなければ営業や技術職の人が経費精算や労務管理などもやらなければいけなくなりますが、そうなるとその人たちの本来業務である営業や商品開発などが疎かになり、その結果、会社全体の売り上げやパフォーマンスが低下してしまいます。

大学も同様です。
大学というのは「教育・研究機関」であり、「社会で活躍する人材を育てて輩出すること」と「世の中の役に立つ発明や理論を開発・発信すること」を通じて“社会に貢献すること”が大学の役割です。(※医学部がある大学は“医療機関”という側面も加わります。医学部のある大学に関してはこちらで細く紹介します。)
しかし、人材育成も研究開発も直接的には“教員”の仕事であり、職員による直接的な関与はありません。
あくまで職員が担う役割は「大学で行われる人材育成や研究開発の“下支え”」です。そのため極端に言えば、教育や研究といった直接的なことは教員の仕事で、それ以外は全て職員の仕事になります。
大学職員のイメージというと学務事務室やキャリアセンターなどが一般的かもしれませんが、人事や経理、経営企画など担当業務は非常に多岐に渡ります。

  • 大学とは、人材育成や研究開発を通じて社会に貢献することを目的とした組織である
  • しかし教育も研究も直接的に実施するのは職員ではなく教員
  • 職員は、管理部門的な立場から教育・研究をサポートすることが使命
  • 業務内容は非常に多岐に渡る

以上が簡単にですが大学職員の役割です。ともすれば気をつけなければいけないのが以下の3点です。

  • 学生の成長に“直接的に関わりたい”ととれるエピソードは的外れと思われる
  • 大学職員=教育と研究のサポート=社会貢献
  • 業務は多岐に渡る⇨大学職員を目指す理由を特定の業務に絞りすぎるのは危険

大学職員を目指す理由を説明する際にはこの3点に十分注意が必要です。

大学職員を目指す理由を特定の業務に絞りすぎるのは危険

ちなみに上記3つ目の「業務は多岐に渡る⇨志望動機を特定の業務に絞りすぎるのは危険」というのは、例えば「人材会社で働いていて学生の就職支援をしたいと思った。そのため貴学のキャリアセンターで働きたい」と言うと、採用担当に「じゃあそれ以外の業務は興味ないのかな。他の業務を担当させられたら辞めちゃわないかな」と思われてしまい、減点される可能性があります。

もちろん必ずしもそうではありませんし、むしろ強烈な志望動機があるなら理由を一点に絞っても問題ありません。ただしその場合も、メインの志望動機が薄れない程度に他の業務にも興味があるという話とその根拠くらい用意しておきましょう。思いつかなければ「大学運営に携わる上で、貴学を様々な角度からよく知りたいので◯◯(特に興味のある業務や部署)だけでなく、経理や人事など、色んな部署や業務を経験したい気持ちもあります」くらいのフワッとした回答でも良いと思います。

大事なのは“志望する業務以外も担当することがあることを理解し、またその覚悟があることを示す”ことです。

大事なのは「人材育成と研究開発、ひいては社会貢献に携わりたい」という気持ちとそれを裏付ける“エピソード”

というわけで繰り返しになりますが、大学職員の役割は「大学で行われる人材育成や研究開発の“下支え”」です。もっと言えば教育も研究も“社会のため”の取り組みですので大学を支える事務=社会貢献事業です。

上記で紹介した注意すべき3点を考慮しつつ、これらに貢献したいという気持ちとそれを裏付けるエピソードを準備することが大事です。

特に重要なのが気持ちを裏付けるエピソードなのですが、大学職員の待遇面に惹かれて志望した人の場合、このエピソードを用意するのも大変だと思います。

しかも人それぞれこれまで歩んだ人生も価値観も全然違うので、こればっかりは各々が考えないといけないのですが、例えば、

「これまで私はこういう人に助けられた、こういう人を尊敬している。そういった人たちを育てることは社会に大きな影響を与えることを実感した。そのため教育分野に興味を持った」

くらいのエピソードならどんな業界・職種の人が言ったとしても不自然じゃないと思います。

大雑把な例文ではありますが、大学職員を目指す理由を考える際の切り口としては活用できる考え方だと思いますので参考にしてみてください。

なぜこの大学なのか

次に「なぜこの大学なのか」です。

おそらく大学職員を目指す上で一番の鬼門になるのがここです。
なぜかというと、大学職員にはなりたいけど特定の大学対して強いこだわりがあるわけではないという人からすると、「どの大学よりも貴学が良いです!」と強く主張できるほど“大学ごとの違いなんてぶっちゃけよくわからない”からです。

民間企業への就職活動でも同じ壁にぶつかることは多々あります。「なぜ弊社なんですか?」と聞かれても、正直に言えば転職サイトで条件を絞ったら出てきたからということが大半だと思います。

しかしそうはいっても志望動機は面接のキモですので無理矢理にでも作らなければいけません。あやふやだったり「特にうちの大学で働きたいというわけではなさそうだな」と思われたら一発アウトです。そのためここは完全な理論武装が必要です。

では「なぜ数ある大学の中から本学なのですか?」と聞かれたらどう答えれば良いか。その問いに答えるためにはその大学ならではの“特徴”を押さえなければいけません。

と言っても、ぶっちゃけ本当にその大学ならではの特徴なんてものはもはやほとんどありません。
グローバル化対応もリベラルアーツもアクティブラーニングも地域貢献も産学官連携も少人数制講義もAI・IoT・ビッグデータなどの普及を見据えた新カリキュラムや学部の新設も、今となっては珍しくありません。もはや特定の大学だけが行っている取り組みなんて皆無に等しいです。

なので“この大学ならではの特徴”を探すことに躍起になってもしょうがないです。大事なのは、

  1. “その大学しかやっていないこと”ではなく、“その大学が特に力を入れていること(目玉商品)”に焦点を当てる。
  2. 「貴学の◯◯に魅力を感じた」ではなく「貴学の◯◯はどの大学よりも魅力を感じた」というように、“オンリーワンではないかもしれないがナンバーワンだと感じた”ということを前面に押し出す。
  3. (無い大学がほとんどだけど)もちろんあれば“オンリーワンの要素”に触れる。

この3つです。
この3つをうまく構成することで“その大学の特徴”を明確化し、そこを切り口にして「だから数ある大学の中から貴学で働きたいと思いました」という結論に持っていきます。

じゃあこれらはどうやって探したら良いか。大学のホームページを闇雲に読み漁っても無駄な作業が増えてしまいますし、不要な情報が増えても整理しづらくなるだけです。

そこで次に企業研究ならぬ大学研究の仕方やその際に気をつけることを紹介します。

「◯◯大学 特徴」でググる

その大学の特徴を調べる上で最も直球な調べ方です。
大抵どの大学もホームページの中に「本学の特徴」や「本学の特色ある取り組み」というようなコンテンツを設けているのでほぼ間違いなくそのページが出てきます。そこを読めばその大学が自分たちの特色として認識していることや特に力を入れている取り組みが何かを知ることができます。

求人票、募集要項

大抵の場合、求人票や募集要項には100〜400字程度でその大学の概要がまとめられています。
求人票や募集要項の目的は採用案内であって組織紹介ではないので大学に関する詳しい説明は少ないです。しかしだからこそここで書かれている大学概要を読めば最も端的に「◯◯大学とは」を理解することができます。なので求人票や募集要項の組織概要欄に書かれていることは必ず頭の片隅に入れておきましょう。

ただしあくまで概要なので、ここに書かれていることをそのまま志望動機に使うというよりは志望動機を考える際のとっかかりとして使う方がベターです。

建学の精神、教育理念、教育目標、3つのポリシー

これらは必ず目を通しましょう。超重要です。(※“3つのポリシー”については本段落の一番下で簡単に説明しますので聞いたことない人はそちらをご覧ください。)

いずれもマニュフェストのようなもので、大学ごとに「どんな人材を育てるか」「その人材をどう育てるか」ということを掲げたものです。

これら建学の精神や教育理念は「その大学独自のもの」だと思って扱ってOKです。そのため志望動機にダイレクトに活かすことができますし、大学によっては応募要件に「本学の建学の精神に共感していること」とわざわざ書いている場合もあります。

が、単純に「貴学の教育理念に共感したので貴学を志望しました」なんて薄っぺらいことを言っても100%落ちるので注意しましょう。

これらを志望動機に活かすには「建学の精神や教育理念に基づいて取り組んでいること」や「建学の精神や教育理念を実現するために取り組んでいること」をきちんと理解することと、自分の価値観がその大学の価値観と一致している事のアピールが必要になります。

どういうことかというと、ざっくりですがイメージとしては

“社会で活躍できる人材には◯◯(人間力や特定の技術・知識・経験など)が重要だと思っている(=自分の価値観の説明)”

⇨“貴学は建学の精神に基づいて◯◯を重視している(=自分の価値観と一致してるアピール)”

⇨“また、◯◯を身につけさせるには▲▲などの取り組みが必要だと思っている(=自分の価値観の説明)”

⇨“貴学は▲▲に積極的に取り組んでいる、あるいは取り組もうとしている。(=自分の価値観と一致してるアピール)”

⇨“以上より貴学の建学とその実現のための取り組みに共感した”

というようなシナリオに整理します。
もちろん全体的にもっと丁寧に説明しなければいけませんし、“なぜ◯◯が社会で活躍するのに重要だと思うか”や“なぜ◯◯を身につけるには▲▲が必要だと思うか”ということは聞かれたら答えられるように理論武装する必要があります。
しかしこのような論調であれば聞き手に“自分たちと同じ教育観を持っている”と印象付けることができ、「だから貴学で働きたいのです」という結論に自然に持っていくことができます。

3つのポリシーとは?

3つのポリシーとは、文科省が各大学に対し、それぞれが建学の精神や教育目標でイメージする“理想の学生像”の育成を実現するための教育過程を整備するために設けさせたものです。

  1. ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針):教育理念を踏まえ、学位授与に必要な力は何かを定める方針
  2. カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針):学位授与に必要な力を身につけるためにはどんな教育が必要かを定める方針
  3. アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針):上記2ポリシーに基づいて受け入れる学生に求める能力や人物像を定める方針

以上3つが3つのポリシーの概要です。文科省の指示ですので、まだ設定していない大学もありますが、有名どころの大学はほぼ明文化していますのでチェックしておきましょう。

理事長・学長の挨拶

大学研究において必ずチェックしておくべき最重要トピックといっても過言ではありません。

大学によって文量が少なかったり内容が薄かったりしますが、基本的に理事長や学長の挨拶には「建学の精神とその大学の使命や目的」「長期的な運営ビジョン」「中期的なビジョン」「中長期ビジョンの根拠」「中長期ビジョンを実現するために重要だと思っていること・力を入れていること」などが全て集約されています。

特に学長は“大学の教育観の権化”みたいなものです。理事長の挨拶も大事ですが、理事長が経営責任者なら学長は現場監督のようなもので、現場の実態をより深く理解した上での発言となっています。もちろん必ずしもそうとは限りませんが、その大学の理解度を深めるという意味では学長挨拶の方が大事だと思ってよいでしょう。

以上より、大学の大まかな現状を一発でつかむことができますので、理事長と学長の挨拶ページは必ずチェックしておきましょう。

事業計画、事業報告(年度or中期)

理事長・学長の挨拶を読めば大学の“大まかな現状”はつかむことができますが詳細まではわかりません。そこでより詳細を知りたい場合にチェックするのが“事業計画・事業報告”です。事業会社でも同じだと思いますが、事業計画と事業報告を読めばその大学が今何をしようとしているか、何がうまく進んでいて、何が滞っているかを詳細に知ることができ、志望動機の肉付けに使うことができます。

なお、だいたいどの大学も数年分の事業計画と事業報告をそれぞれPDFでアップロードしていますので、とりあえず直近2年分くらいはチェックしておくと良いでしょう。

ちなみに大学によっては単年ごとの事業計画だけでなく、複数年にわたる計画書を設けている場合があります。複数年にわたる計画は“中期計画”と呼ばれることが多く、その大学にとってより大きなビジョンを思い描いている計画書になりますので、もし中期計画を定めている大学なら単年の事業計画よりもまずは中期計画に目を通した方が良いでしょう。

“理事長や学長が挨拶で言ってたことって具体的にどういうことだ?”ということを意識しながら読めば、効率よくその大学のことを深くまで理解することができるはずですし、面接で「御学の計画書を読んでこう感じた」という話をすれば、計画書に目を通してること自体もアピールになりますし、その内容が的を得ていれば“御学のことわかってるアピール”にもなります。

採用情報

マイナビ転職やリクナビネクストから求人票を入手することが多いと思いますが、そもそもほとんどの大学は自らの大学ホームページに「採用情報」という求人案内ページを設置しています。

求人サイトに掲載されている求人票の内容とほとんど同じということもままありますが、中には「求める人物像」や「中途採用者の声」などをより詳細に掲載している場合があります。

その大学で働く姿をより明確にイメージできるようになり、志望動機の肉付けに使えることがあるので必ずチェックすることをおすすめします。

志望動機の書き方(実践)

志望する大学の運営ビジョンや教育観、その実現のために取り組んでいることなど、その大学のことをよく理解することができたらいよいよ志望動機の構成の実践です。

以下で実際に書類選考を通過した際の志望動機を例として紹介します。例文とその解説を見た方がわかりやすいと思いますが、端的にまとめると大事なのは

  • その大学の特徴を押さえる。
  • その大学の特徴に合った志望動機を考える。

この2点です。
ポイントは“大学の特徴を先に押さえ、その特徴に基づいて志望動機を構成する”ということです。

繰り返しになりますが、色んな大学を受けたり業界研究を進めていくと“どの大学もやってること・考えてることは似たり寄ったり”ということがわかってきます。
そのため「何で私はこの大学で働きたいんだろう?」と真面目に考えても「だから私はこの大学で働きたいんだ!」と思えるような志望動機なんて浮かんできません。
そもそも志望動機というのは考えて作り出すものではないので、志望理由を考え出した時点でその大学で働きたい明確な理由は無いんということを自覚した方が良いです。

であれば、もう割り切って“その大学で働きたい人物像になりきる”というキャラクター設定をしてしまいます。そのためには“とりあえず特徴を押さえ、その特徴に「魅力を感じたってことにする」こと”が大事です。

例文(武蔵野大学の書類選考を通過)

(※転職理由の記入欄が別にあり、そちらで「社会で活躍する人材の育成や世の中の役に立つ研究開発の下支えを通じ、社会に貢献することができる大学職員という仕事に魅力を感じている」ということと、「大学職員としてのキャリアを磨くため、また社会貢献にしっかり携わるため、事務職員に主体的な働きが求められる環境で働きたい」ということを記載した上での内容です)

「私は職員に主体性が強く求められる環境で働きたいと考えています。

貴学の求人を拝見したところ、事務職員が大学運営・大学改革を推し進めることを“職員力”として、どの大学よりも重要視していると感じたため、貴学職員として働くことに魅力を感じました。

また、学生が社会で活躍できるように学力だけでなく人格形成を大事にする建学の精神や、世界にまで視野を広げて平和や幸せを大事に考える理念、そしてそれらに基づいてグローバル人材を育成するための教育内容の国際化や国際交流の拡大と言った実際の取組みから、社会への影響や貢献度も大きいと感じたため、ぜひ貴学で働きたいと思い志望しました。」

解説

まず武蔵野大学の特徴を知るために上記で紹介した6つの検索方法は全て確認しました。

その上で武蔵野大学は「採用情報」において“職員力”というワードを非常に強調していました。その強調内容も“どの大学にも引けを取らないくらい自信がある”くらいのトーンだったので、“職員力”を武蔵野大学の特徴とし、その特徴に見合うよう「職員力が求められる環境で働きたいキャラクター」を演じることにしました。

また、ありきたりですが武蔵野大学も“国際化”を強調しており、しかも建学の精神や教育理念を国際化に向けた取組みと結びつけていたので、国際化も同大学の特徴の一つに位置づけつつ、国際化に関する取り組みに触れる中で“建学の精神と教育理念に対する共感”も盛り込むことにしました。

このように

  • 大学の特徴を押さえる。
  • 建学の精神や教育理念といったその大学の教育観に共感する。
  • 見合ったキャラになりきる。

ということを徹底すれば、縁もゆかりもない大学でも選考を突破することは十分に可能です。

 

超注意点!(他サイトの例文を参考にするのは危険)

以上で当ページで解説すべきことはひと通り終了したのですが、当ページと似たようなことを掲載している他サイトを見ていて気になったことがあったので少し追記します。

大学職員の志望動機の例文を掲載しているウェブサイトは他にも多々あります。

しかし断言しますが、そのほとんどは使い物になりません。

どういうことかというと、上で紹介した「私が実際に選考を通過した志望動機」を読んでいただければわかると思いますが、志望動機は“大学ごと”に考えなければいけません。

大学ごとに特徴を押さえ、その上で“その大学にマッチしたキャラクターを演じる”ということが重要です。

それは言い換えれば、“使い回しのできる志望動機などない”ということです。

もちろん全てが全て使い回せないということはありません。これも繰り返しになりますが、今時どの大学もやってることも言ってもことも似たり寄ったりですので、同じような志望動機でなんとかなる場合もあります。

しかしそうはいっても大前提は“志望動機は大学ごとに考えるもの”です。

にも関わらず、「例文集」や「志望動機の良い例・悪い例」などと謳って、“そもそもその大学はどういった大学を前提としているのか”という最も重要な部分に全く触れもせず、耳障りのいい事ばかり並べているサイトが非常に多いです。

もし、大学ごとの特徴に触れずに志望動機の書き方や例文を解説しているサイトがあったら疑ってかかって良いかと思います。

ちなみに

ちなみになぜそのような罠サイトが多数存在するかというと、大学職員という仕事は今非常に人気があり、ウェブ検索やサイト閲覧者が非常に多いです。当サイトも1週間で500人ほどの方が閲覧しています。

閲覧者が多いということは“広告収入が稼ぎやすい”ということです。

そして広告収入目当ての人にとって大事なのは“いかにたくさんの人に閲覧してもらえるか”です。

それはもっと言えば“いかにグーグルやヤフーで検索上位に表示されるようになるか”ということが重要になってくるわけですが、実はgoogleなどで検索上位に表示されるのに“情報の正確性や有益性”はそこまで重要ではありません(グーグルもヤフーもそこまで細かくは分析できません)。

その結果、広告収入目当ての人たちが正確性も有益性も乏しいのにわざわざそういったコンテンツを立ち上げまくっているのだと考えられます。

実際にほとんどのサイトに広告バナーが貼られており、広告収入目当てだということが伺えます。

全てが全てとは言いませんが、このようなサイトは正確性に乏しいケースが非常に多いと感じるので注意した方が良いと思います。

なお、Part6ではここで解説したような“大学職員を目指す上で、google検索の上位に出てくるサイトを参考にする際の注意点”を解説していますので、そちらもぜひご覧いただき、罠サイトに惑わされないようにご注意ください。

あわせて必読【Part③の補足】大学事務職員への転職Part⑥(転職情報サイトに潜む罠)
本記事の補足に当たります。志望動機を考える際、他サイトも見るかもしれませんがその際の注意点をまとめました。必ず読んで欲しいです。
【実際に選考を通過した志望動機を掲載】大学事務職員への転職Part④【5私立大学分を掲載】
こちらには選考を通過した5大学分の志望動機を掲載しています。本ページと合わせて読んでいただければより参考になると思いますのでぜひ。
【実は、互角】大学職員を目指す人は「独立行政法人」もおすすめ
待遇面は大学職員とほぼ同じなのに中々認知されない「独立行政法人職員」。ここではそんな独立行政法人の魅力を徹底解説します。

Posted by official髷男dism