【公務員以外の安定した仕事】大学事務職員への転職Part②(求人票・募集要項の注意点、内定が出やすいおすすめ求人の見極め方)

10月 27, 2020

Part①では大学職員に転職するまでのプロセスをざっと紹介しましたが、実は大学職員への転職活動には思わぬ落とし穴が潜んでいます。このPart2ではそんな落とし穴をうまく回避する方法と、さらには内定が出やすいおすすめ大学の求人を見極める方法を紹介していきます。

効率良く転職活動を進めたい方にはぜひ読んでいただければと思います。

求人票・募集要項の注意点

大学職員への転職を目指す人の多くは「大学職員への道」をチェックしていると思います。気になる求人があれば目を通すと思いますが、その際、“必ず、募集要項をよく読む”ようにしましょう。
そんなの当たり前と思うかもしれませんが実はとても重要です。なぜかというと大学の採用活動の方法や文化というのは事業会社と大きく異なるからです。事業会社からの転職を考えている人が普段のノリで大学職員採用選考に取り組むと、思わぬところで足をすくわれかねません。

そのためここでは、どんなところに落とし穴が潜んでいるか、どんなことに気をつければいいかなどを紹介します。

応募方法

まず求人票や募集要項の中で注視しなければいけないのが応募方法です。

大学によって応募方法は異なり、webエントリーだけでOKのところもありますが、webエントリーに加えて所定様式のエントリーシートをプリントアウトして郵送しなければいけないケースが結構あります。

事業会社への転職活動だとwebエントリーだけでOKのところがほとんどなのでここが事業会社への転職活動と異なる点の一つです。

また、提出書類のエントリーシートの作成を“手書き”でと指示していることが良くあります。ここが事業会社への転職活動と大きく異なる点です。慣れていないと志望動機や自己PRなどの内容構成にも時間がかかると思いますが、それに加えて手書きのせいでさらに思っていた以上の手間と時間がかかる可能性があります。

書類を提出するまでの作業スケジュールを考える際、そこまで計算しなければいけません。事業会社は履歴書と職務経歴書だけで応募することができ、またそれらを使い回すことができるので、そういった意味では手軽に応募することできます。ですので事業会社への転職活動と同じノリで考えていると作業が間に合わないとか、カツカツのスケジュールで作業することになりかねないので注意が必要です。

応募期限と選考スケジュール

次に要チェックなのが「応募期限」と「選考スケジュール」です。これらもちゃんと確認するのは当たり前のことですが、実は思った以上に重要です。

なぜかというと、もちろんどの求人にも基本的には応募締切日が設けられていますが、“期日まで全ての応募を受け付ける大学”と“応募期限前でも締め切る大学”の2パターンがあるからです。

どういうことかというと、大学の採用活動の多くは“選考日程は書類選考から最終選考まで全て予め決められており、どの選考でも受験者は全員審査する”というやり方を採用しています。このケースであれば応募締切日までに応募が完了すれば、それがどんなに期日ギリギリでも全く問題ありません。このケースが“期日まで全ての応募を受け付ける大学”です(これを以下「一斉選考」とします)。

しかし、実は中には民間企業のように“届いた応募書類から順次書類選考を行い、その後の選考も個別にどんどん進める”という大学もあります。
こちらのケースだと早く応募手続きをしないと先に応募した人からどんどん選考が進んでしまうため、良い人がいたらすぐ枠が埋まってしまい、応募を受け付けなくなってしまいます。すなわち“応募期限前でも応募を締め切ってしまう”のです(これを以下「個別選考」とします)。

なので自分が気になった求人がどちらに該当するのかきちんと確認しておかないと「いつの間にか求人が消えてる?!」なんてことにもなりかねません。

そこで募集要項の「選考スケジュール」が大事になってきます。
前者の“一斉選考”の場合、募集要項に書類選考から最終選考までの選考スケジュールが記載されていることが多いです。この場合は期日までに間に合わせれば問題ありません。

反対に選考スケジュールの記載がない場合や「書類選考通過者には次回選考について◯日以内にメールで連絡します」というような記載がある場合は、後者の“個別選考”である可能性が高いので、なるべく早く応募手続きを済ませると良いです。

内定が出やすいおすすめ求人の見極め方

内定が出やすい求人なんてあるの?、あったとしてそんなの見極められるの?と思う人もいるかもしれませんが、倍率やライバルの強弱という観点からみて、圧倒的に受かりやすい(=ライバルが少ない・弱い)求人があり、それを見極めることは可能です。

と言っても難しいことはありません。上で“一斉選考”と“個別選考”の二パターンがあると紹介しましたが、後者の“個別選考”の大学、すなわち“届いた応募書類から順次書類選考を行い、その後の選考も個別にどんどん進める求人”の方が圧倒的に受かりやすいと言えます。

なぜかというと、まず“一斉選考”だと応募者全員がライバルになりますのでその数は数百人にのぼります。応募する人数は大学によってまちまちですがそれでも倍率は20〜100倍くらいが相場となり、非常に狭き門です。また応募受付期間が長い分、強力なライバルが参戦する確率も高くなり、その中でトップクラスの評価を得なければ選考を突破することはできないため難易度が非常に高くなります。

しかし“個別選考”の場合、大学側の選考基準は事業会社と同じで「一定基準以上の良い人がいれば、その人以降さらに良い人が募集してくるともわからないので、随時内定を出す」と考えています。

もちろん自分自身が求人が出てすぐに応募するということが大前提になりますが、ライバルは自分と同じタイミングで応募した人たちのみになります。
さらに現職を続けながら転職活動をしていると素早い応募手続きができないことが多いので、「期日に間に合えばいいや」と考える人が多いです。そのため早めに応募すれば、ライバルの数を減らせるだけでなく、強力なライバルとの対決を回避できる確率もグンと高まります。

また大学側の募集心理の観点からみても受かりやすさに差が生じています。

一斉選考を採用している大学は採用活動に手間や時間をかける分、できるだけ優秀な人を人を採りたいと考えています。
反対に個別選考を採用している場合というのは、急な人員補充だったり手間や時間をあまりかけられない等の理由で手っ取り早く効率的に採用活動をしたいと考えていることが多いです。

例えるなら、募集ポストには適性や能力の評価が10段階中8以上の人材を求めているとして、一斉選考の場合、自分の評価が8だったとしても、大学は応募者の中から少しでも良さそうな人を採用しようとするためライバルの中に評価が9や10の人がいたら自分も同等かそれ以上の適性や能力がないと落ちてしまいます。
しかし個別選考であれば自分の評価が8なら、9や10でなくともほぼ選考を突破することがができます。

要するに、“(ある意味で)求められる能力のハードルが低い”というわけです。

以上の理由から“個別選考”の大学の方が圧倒的に内定を採りやすいです。
そして個別選考の大学を見極める方法としては先述したとおり募集要項の「選考スケジュール」を見て、選考スケジュールが記載されていなかったり、「書類選考者には随時連絡します」という表記があれば“個別選考”の可能性が高いです。

もし「大学職員にはなりたいけどそんなにたくさん受ける余裕はない」という人だったり、効率良く転職活動をしたいという人は“個別選考”の大学に絞って受けるというのもアリだと思います。

ただし、大前提として「自分自身が求人が出てすぐ応募する」ということですので、その点は十分注意しましょう。
余裕がないからという理由で結局応募が締切日直前になってしまっては元も子もありませんので。

Posted by official髷男dism